短距離ランナーの皆さまへ
股関節への大きな負担は絶対ダメ!スムーズなフォームでタイムの向上を
当院の近くには小・中学校をはじめとする学校が多くあり、部活動を中心とするスポーツでがんばる学生さんが多数来院されます。特に陸上の短距離で活躍する子どもさんが、「早く治したい」「大会にあわせて調整したい」の声と共に、当院にやってきます。しっかり固定し、走る練習を休めば治りも早いのですが、皆さん事情がいろいろあり、懸命に対処いたしております。
短距離ランナー、特に若年層のお子さんにおいて、ひざ、足の問題はもちろん、「股関節」に問題を抱え来院するケースが非常に多くみられます。フォームの不安定、無理な練習、成長による骨端症など、その原因はさまざまです。加えて普段走らないのに運動会などでブランクを無視して走ってしまい、肉離れを起こして泣きついてこられる大人の方も…。
股関節を中心とする関節系、肉離れなどを起こす筋肉系のふたつの系統を中心に鍛え、下半身の強化を意識することが短距離ランナーには重要だと思われます。特にお子様、学生の皆さんには、患部の治療と共に、成長途上ということで無理せず適度な身体の鍛錬が必要です。
当院では若年層を対象の中心として、短距離ランナーの単なる治療・施術にとどまらず、フォーム改善、練習法・ケア法の指導など、総合的なプログラムを設定しました。特にお子様が心配なご父兄の方々へ、当院へのご相談をお待ちしております。